日本は、欧米に並ぶ木材の巨大消費市場であり、丸太においては世界一です。(2003年度 木材輸入額 1兆5000億円) 輸入先においては、インドネシア(第3位)やロシアなどの違法伐採が問題となっている国や、カナダ(第1位)や中国(第2位)、オーストラリアなど原生林伐採が問題となっている国からの木材も大量に輸入しています。
 日本の人口は世界人口の約2%でしかないのに、世界全体に流通する木材の34%も消費していて、その内の82%が外材で18%が国産です。

 私たちには、世界の森林が急速に失われていることなど、あまり実感がないのですが、地球規模で見ると、森林消失は待ったなしの危機的な状況であるのです。 しかし残念ながら、世界が森林危機に直面する中で、日本は自国内に多くの森林を持っているにもかかわらず、世界から大量の森林資源を輸入しています。

 この十年間で1460万ヘクタールの森林が減少している中、私達は、地球上に残された貴重な森林を保全しつつ、二次林や人工林で持続可能な森林管理をしながら木材利用をしていかなければならないのです。
サハラ砂漠は8000年前、大森林であったが遊牧民による人災で、現在に至っている

アフガニスタンは40年前、中東の「エデンの園」と呼ばれ栄えていたが、戦争もさる事ながら、現在は荒廃の地である

ギリシア・アテネなどは、表土の20〜30%を失い、その内60%以上が砂漠となっている
 
@野生生物の減少
  • 陸地の7%しかない熱帯林には、世界の生物種の50%以上が存在すると考えられ、熱帯林の消滅とともに多くの動植物が絶滅に追い込まれ、そのスピードは自然におこる場合の千から1万倍とも言われています。
  • A「地球の肺」が失われる
  • アフリカ中央部などの熱帯林は、多量の二酸化炭素を吸収し酸素を送り出す役割を果たし、当然減少すれば、二酸化炭素の放出量が増加し、酸素が薄れ、地球温暖化を進行させます。
  • B食料・燃料が失われる
  • 熱帯林は熱帯地方の人々の大切な食料・燃料の供給源で、熱帯林の減少は住民の生活に大きな打撃を与える恐れがあります。
  • C水源の涵養機能と気候への影響
  • 樹木が少なくなると雨水を地中に溜めておく力が低下し、洪水が起きやすくなったり土壌が侵食されます。
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  • 1997年中国の長江の大洪水で3600人規模の死傷者が発生、中国は同時期前に違法伐採による森林破壊をおこなっています。
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  • 中国のナイアガラで有名なアジア最大の滝 黄果樹瀑布 は水源が枯れて来ています。(北海道の広さ)
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  • 2002年ドイツで大洪水が発生していますが、ドイツでは森林破壊はされておらず、この現象は地球の自転などにより廻ってくるもので、関係なくても安心だとはいえません。
  • 次に、環境ホルモンによる人体への影響 」を 詳しく見ていきましょう
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